推定樹齢3,000年の紀元杉。台風や四季の変化を乗り越えて今に至ります。

屋久島の紀元杉について

推定樹齢3,000年の紀元杉

屋久島の紀元杉

標高1,230mの紀元杉のふもとまで、レンタカーで一気に来た。今日も気持ち良いくらいの快晴。車を降りると、「紀元命水」というのが湧き出ていた。早速ペットボトルに汲んで飲んでみる。くせがない、まろやかな口当たり。冷たくてとてもおいしい。

屋久島トレッキング

紀元杉を目の前にした。圧巻の一言。自然のオブジェ。高さ19.5m、幅8.1mを写真に収めようと思ったら、かなり離れて撮影する必要がある。樹肌は白っぽく、いかにも硬そうな質感をしている。何本かの杉と絡み合って、放射状に枝を広げている。

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推定樹齢3,000年。人間の目にさらされるまで、ここでひっそりと根を下ろし、台風や四季の変化を乗り越えて今に至る紀元杉。縄文杉は遠くからしか見られなかったけど、紀元杉の迫力は間近で感じられるのがうれしい。観光客が触れる幹の部分は、色が変わってテカテカに光っている。

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紀元杉の幹には、多くの植物が着生している。ヤクシマシャクナゲ、サクラツツジ、ナナカマドなど。あとコケの種類も豊富だ。こうしてみると、紀元杉は多くの命を育んでいることが分かる。

紀元杉の根元も、ものすごいことになっている。どれだけ地中深くまで根をおろしているのか、想像するだけで楽しい。あと紀元杉の重量は、どれくらいあるんだろうか!?1万トンくらいか?

土、水、光、空気。豊かな自然のエネルギーで、ここまで杉が成長するなんてすごいよ。どうやって20mの高さまで水や栄養を送り届けているんだろう。外からその様子が分からない分、とても神秘的。

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