屋久島のヤクスギランドについて
ヤクスギランドは昆虫や鳥たちの宝庫
ここから太忠岳へ伸びる道が続いている。太忠岳から帰ってきた人に聞いたら、ここからさらに往復4時間弱かかるとのこと。健脚の人向けのコースだろう。
ヤクスギランドにはたくさんの昆虫や鳥たちが生息している。ヤクスギランドの自然は、多くの命を育んでいる。見たこともない昆虫がたくさんいた。
ここからはなだらかな下り坂が続く。鳥のさえずり、川の音が心地よい。感覚がマヒしそうだけど、素通りしている屋久杉はみんな数百年、数千年生きているんだよな。自然がこれだけ長い期間残っていることは、本当にすごいことだ。
天柱橋を通り過ぎると、天柱杉がすぐに現れる。高さ33.8ｍと、名前の付いている屋久杉の中では一番高い杉だ。天まで届きそうという意味で、この名前がつけられたのだろうか。推定樹齢は1,500年。樹齢のわりに、成長が著しいかもしれない。
さらに歩くこと5分。母子杉が見えてくる。2本の屋久杉が寄り添うように直立している。母杉が31.1ｍ、子杉が29.5ｍ。母杉のほうが若干高い。樹齢はどちらも、2,600年。かなりの老杉だ。
三根杉も通過。まもなく80分コースと合流する。沢津橋を通過。渓谷が美しい。仏陀杉が現れる。
看板には「仏陀杉は弱っている」という内容のことが書かれている。根を踏んだり、幹に近づかないように配慮が必要。仏陀杉歩道を歩く。
石の階段をどんどん下っていく。くぐり栂を通過。ようやく出口に着いた。ゆっくり休憩して写真を撮ったけど、150分で回ることができた。余裕を持った時間設定になっているんだね。
ヤクスギランドのコースタイム
参考までに、私が記録していたヤクスギランドのコースタイム（150分コース）を載せておきます。
＜ヤクスギランド 参考コースタイム＞
1215/1235 ヤクスギランド入り口
1245 千年杉
1255 荒川橋
1315 ひげ長老
1325/1405 蛇紋杉
1420 天柱橋
1440 分岐
1445 沢津橋
1455 仏陀杉
1500 双子杉
1510 ヤクスギランド入り口
※左の数字が到着時間、右の数字が出発時間です。
ヤクスギランドは道が整備されていて、歩きやすいトレッキングコースです。観光バスで来て、写真撮影だけして帰っていく団体客もたくさんいました。
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