屋久島のヤクスギランドについて
屋久杉やコケをヤクスギランド
ヤクスギランドにやってきた。入り口の休憩所にしかトイレがないみたいなので、トレッキングの前に済ませておく。ここのトイレは、使用料が100円かかる。準備体操を済ませ、協力金300円を支払い、早速ヤクスギランドに突入した。
ヤクスギランドには、30分、50分、80分、150分の４つのコースがある。私はヤクスギランドの醍醐味を味わうために、迷わず150分コースを選択。
歩き始めて5分程度で、「くぐり栂」が姿を現した。幹がなんとも太いのに驚く。ヤクスギランドは木道が整備されていて、スイスイ足が進んでいく。
林泉橋を渡る。水の流れが美しい。川べりで寝転がって休んでいる人もいる。
千年杉が姿を現す。ヤクグルマが着生し、根っこが太くて直立している。写真を1枚パチリ。もののけ姫の森以上に、杉やコケの密集度が高い気がする。光がさえぎられていて、薄暗くなっている。この鬱蒼としたムードが好きだな〜
濃緑のコケを見ているとすごく落ち着く。屋久杉や石に着生しているコケはとてもいい。屋久島には600種類以上のコケがあるみたいだけど、俺には区別がつかない。
荒川橋を過ぎ、20分くらいは少し急なのぼりが続く。ひげ長老に着く。ひげ長老の命名者は、上屋久町立一湊小学校、当時1年生の「竹之内あゆみ」ちゃん。杉の根元についたコケがひげのように見えたため、この名前を思いついたそうだ。
ひげ長老から緩やかなアップダウンを進むこと10分。蛇紋杉に到着する。倒木にもかかわらず、23.6ｍの長さがある。
この写真のアングルは、根っこの部分からの撮影。この方向に倒れたことで、周りの屋久杉への被害を最小限に食い止められたそうだ。もし逆方向に倒れていたら、他の屋久杉をなぎ倒し、登山道をさえぎられて大変なことになったかもと言われているらしい。
ヤクスギランドの小鳥のさえずりを聞く
（クリックすると音が出ます。）
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